カーライフ

シラザン50 デメリットがほとんどない画期的な仕組みと3つのグレードについて詳しく解説

ディーラーや専門ショップでガラスコーティングしてしまい

その後に無数にできたシミで困っているユーザーさんてかなりいるハズ

かくいう僕もその一人で、このおそろしいシミを作らないために

毎週末せっせと洗車し防汚コーティングをしてきました

しかし、こんな事を毎週やってたら時間ばかり浪費してしまいます

何かもっとメンテがラクになるコーティング剤はないのか・・

理想とするものを探し続けてようやく見つけたのががシラザン50でした

僕としてはツヤが長続きし、シミの心配をする事なく

洗車含めたメンテナンスが容易に時短でできるものが理想

コーティング素材がなんであるかは二の次でいいんです

ここではシラザン50の特色について、徹底して調べた結果と

3グレードある商品それぞれの性能と特徴をまとめて紹介します

ガラスコーティングを施工し、増殖していくシミに疲弊しているユーザーさんや

どのグレードにしようか迷っているユーザーさんの参考になれば幸いです

 

この記事から得られる情報

・シラザン50の優れた特徴

・シラザン50の3シリーズの性能

・施工方法と注意点

・専用メンテナンス剤について

 

シラザン50の特徴

シラザン50はガラスではなく、本物のガラスコーティング剤です

これまでのシロキサンという成分によるガラスコーティングにはなかった

画期的な特徴がたくさんあるのでひとつづつ解説していきます

 

主成分

この商品を理解するにはまず成分を知っておく事が先決!

日本ライティング(株)さんが開発したシラザン50は

ディーラーや専門ショップで施工されるガラスコーティングとはまったく別モノで

ポリシラザンという成分で作られています

おおむね巷で施工されているのはほとんどがシロキサンという成分で

膜密度が低いため不純物が浸透しやすくなるのが特徴

対してこのポリシラザンという成分はシロキサンの50倍以上の膜密度があり

硬化するとガラスでもっとも硬い石英と同等の硬度になります

この成分をコーティング剤として特殊加工したものがシラザン50になります

なぜシミができにくいのか、その理由は膜密度の高さにあり

水の分子が入りにくい構造になっているからといっていいでしょう

出典:日本ライティング

シロキサンがタオルでポリシラザンがビニール・・みたいなイメージですね

タオルだとすぐ浸透してオイルとかが付いたら繊維にしみ込んでしまいますが

ビニールだったら浸透すらせず汚れもカンタンに落とせます

 

施工性

これまでの本格ガラスコーティングは施工が難しく、素人がDIYでやれるものではありませんでした

ところがこのシラザン50はスプレーして拭きあげるだけのカンタン施工を可能にしています

乾燥時間もたったの2時間で、完全硬化までは1か月かかるものの

2時間経ったら雨に濡れても心配のない設計になっており

コーティングにかかる時間はたったの30分という手軽さになっています

 

2層構造のコーティング

施行すると塗装面の上にポリシラザンの層ができ

その上に撥水・滑水の層が形成されます

防汚性の高いポリシラザン層と水を弾く撥水・滑水の層を作る事で

ダブルで汚れをガードする仕組みってワケですね

とはいえ、シラザン50に限らず長期間放置すればどんな素材でもシミはできます

それを防ぐ専用のメンテナンス剤をコーティングしたイメージ図がこちらになります

出典:日本ライティング

 

耐久性

シラザン50の耐用年数は3年ほどだそうなんですが

これは低く見積もっての事らしいです

シラザン50は開発に7年かかっていて、

商品化のめどがついた5年目に作られたものから耐用年数を判断しているため

実際はもっと伸びる可能性を秘めています

 

既存のガラスコーティング上からも施工可能

僕にとって、決め手のひとつとなったのがこれ!

すでに施工してしまったコーティングは剥がさなければならないと思っていたんですが

シラザン50の場合は既存のガラスコーティング上からも施工ができるんです

ただし、きちんとした下地処理は必要で、この作業をしないと

しっかり定着せず、本来の性能が発揮できない場合があります

もし仮にシミがあった場合、下地処理で除去しておかないと

そのシミの上にコーティング剤が塗布され永久に取れなくなってしまうので要注意です

 

オマケ 本物であるがゆえのウラ話

シラザン50は膜密度の低いシロキサンではなく

ポリシラザンという成分で作られている事はさきほど説明した通り

この商品が発売されるまではほぼ全ての業者がシロキサンを使用していました

だからこそ、こんなにも多くのシミ犠牲者が出てしまったワケで

その責任はリスク説明をしてこなかったディーラーや専門ショップ側にあります

シロキサンを主成分とするガラスコーティングの原価は数千円らしく

それがホントならとんでもないぼったくり商法ですよね

近年、にわかにガラスコーティングが増えた背景にはこういった儲け優先主義があったんでしょう

しかし、シロキサンよりはるかに高密度で安い費用でできるシラザン50が登場した事で

シミができにくい本格ガラスコーティングが素人にもできるようになり

これが元で日本ライティングさんにはこれまでそれで儲けてきた業者から

苦情や嫌がらせの電話が相次いでいるんだそう

コーティングのプロ達がその性能のすごさを認めたからこその実話

これこそが本物の証ってヤツですね

こういった動きを見ると、これまでのガラスコーティングは衰退していきそうな気がします

 

PR:シラザン50シリーズ紹介

さて、ここから先はシラザン50の3つのグレードを紹介していきます

ゼウスクリア シラザン50

日本ライティングさんが初めて商品化に成功したのがこの商品

上級バージョンが発売されたため、今ではスタンダード的な存在になっていますが

発売当初は多くのユーザーからシミができにくいと高評価を得て話題になったコーティング剤です

1万円ちょっとでこれまでのガラスコーティングと同等の輝きが得られ

コストパフォーマンス的に見ても画期的な商品です

撥水性能は評判の高い撥水系の簡易コーティング剤と同等で

シミはできたとしてもシロキサン系のものより小さく

専用のメンテナンス剤で容易に除去する事ができます

膜密度は上級バージョンのダイヤモンドに劣りますが

それでもシロキサンの50倍以上の密度があるので

今までのガラスコーティングより安心できるものとなっています

【セット内容】

スプレー式ガラスコーティング剤
・コーティング剤 A液 M[25ml]L[30ml]LL[35ml]
・コーティング剤 B液 M[25ml]L[30ml]LL[35ml]
・硬化促進剤
・施工用スプレーボトル、シャンプー 100ml
・マイクロファイバークロス 2枚
・取扱説明書
・施工シール
・手袋
・マスク

 


 

ゼウスクリア シラザン50 ダイヤモンド

「もっと濃いものはできないのか?」という飽くなきユーザーからの要望で作られたのが

このシラザン50ダイヤモンド

膜密度がスタンダードなシラザン50の何倍もあるらしく

それによりさらにシミを作る不純物が浸透しにくくなっています

シラザン50には付属していなかったトップコートも付いていて

撥水・滑水性能もさらにアップし、水洗い後の水滴残りは

スタンダードよりも格段に少なくなっています

【内容品】
・MサイズA液25ml、B液25ml
LサイズA液30ml、B液30ml
LLサイズA液35ml、B液35ml
・トップコート Mサイズ 30ml、Lサイズ 35ml、LLサイズ 40ml
・硬化促進剤
・施工用ボトル2本
・洗車用シャンプー100ml
・イオンデポジットクリーナー100ml
・脱脂剤40ml
・マイクロファイバークロス8枚
・施工カード
・施工済シール
・取扱説明書
・マスク
・手袋


 

ゼウスクリア シラザン50 ダイヤモンドプラス

シラザン50ダイヤモンドプラス

日本ライティングさんがプライドをかけて作り上げた究極バージョンで

僕もこれをチョイスしました

艶・防汚性・撥水滑水性能、いずれも異次元クラスで

これ以上のものは世界に存在しないといっていいほど!

滑水が特にものすごくて、エアコンプレッサーやハンディブロワーさえあれば

拭き取る作業が不要になるくらいあっという間に水滴が飛んでなくなります

施工後は反射率がアップし、映り込むものがまるで鏡のよう!

塗装面のサラサラすべすべ感が驚くほど長く続き、撥水効果が長期間維持されるのも特徴で、

日頃のメンテナンスはほぼ水洗いだけで済んでしまいます

日本ライティングの社長さんと専務さんが

終業後に自らの手で一本一本丁寧に調合しているだけあって品質もお墨付き!

(ただし、手作りなので納品まで10日から15日ほどかかります)

国内ではガラスコーティング業界とディーラーとの間に癒着があって

販路がなかなか拡大されないとの事でしたが、その反面で

本物指向が強い海外からの引き合いが増えてるんだそうです

ダイヤモンドとこのプラスはシラザン50に比べて割高感がありますが

防汚性がアップし、さらにシミができにくくなるので日頃のメンテが確実にラクになります

スタンダードなシラザン50、そしてダイヤモンドと違うのは

A液B液に加えC液D液によって2層構造のガラスコーティングになる点で

これにより膜密度を究極まで上げています

ただし、施工する工程がひと手間増えるため、1日でやるのはちょっと無理があります

なので2日かけて施工できるかがポイントです

詳しくはこちらを参考にして下さい

シラザン50ダイヤモンドプラス まだ語られていない施工のポイント

続きを見る

【内容品】
・MサイズA液25ml、B液25ml、C液25ml、D液25ml
LサイズA液30ml、B液30ml、C液30ml、D液30ml
LLサイズA液35ml、B液35ml、C液35ml、D液35ml
・トップコート Mサイズ 30ml、Lサイズ 35ml、LLサイズ 40ml
・硬化促進剤
・施工用ボトル3本
・洗車用シャンプー100ml
・イオンデポジットクリーナー100ml
・脱脂剤40ml
・マイクロファイバークロス10枚
・施工カード
・施工済シール
・取扱説明書
・マスク
・手袋


 

容量はサイズによって3種類

液剤の容量は愛車のサイズによって選べるようになっていて、

M・L・LLと3種類あり、サイズごとに価格がちょっとずつアップします

軽自動車やプリウスクラスならM

中型SUVならL

大型のワゴンサイズはLLといった感じ

シラザン50シリーズはいずれもガラス面やホイールにも施工可能なので

そこまでやりたい方はワンサイズアップをおススメします

余ったらボンネットやルーフに2度塗りして使い切って下さい

(A液B液を調合すると6時間で硬化していくので保存できません)

 

施工方法

施工の手間に関しては、2度塗りのプロセスがあるダイヤモンドプラスが

30分~1時間ほど余計に時間がかかります

シラザン50自体の施工は30分ほどですが、効果を最大限引き出すには

シミの除去含め、下地をしっかり処理しておく事をおススメします

これをしないと定着せず、輝きや撥水に差が出てしまいます

下地処理から始めると拭き取りと乾燥に時間がかかり

1日では終わらない可能性もありますから、下地処理を1日目

2日目に本剤のコーティングをしてやるのが理想的だと思います

また、ほこりが付着しやすくなる風の強い日や、

陽射しのきつい日は早く乾き過ぎて均一に伸ばせずムラになる可能性があるので

安全を喫したいなら無風な曇りの日にコーティングしましょう

花粉が飛び交う時期も要注意です

他、注意点としては、気温が15度以下の場合、付属の硬化促進剤を添加する事

そしてゴム部分には施工しない事(ゴム部分はテープなどで覆っておく)

調合した液剤は6時間以内に施工する事

注意点              補足
下地処理 シミや汚れがある場合は必須・定着させるため脱脂する事
施工時間に余裕を作る 下地処理がある場合やプラスを施工するなら2日かけ丁寧に!
天候 風が強い日や炎天下は避ける
気候 花粉や黄砂の時期は避ける
気温 15℃以下なら硬化促進剤を添加する
NGパーツ ゴム以外はガラス・メッキ・無塗装樹脂・ホイールもOK
タイムリミット 調合した液剤は6時間以内に使い切る

 

手順は以下の通りです

①通常シャンプー(中性)洗車⇒拭き取り

②イオンデポジットクリーナー⇒専用シャンプー⇒拭き取り
硬く絞ったタオルにクリーナーを塗布し全面に塗り広げていきます
水平な面=ボンネットやルーフはシミが付着しやすい場所なので入念に行って下さい

③脱脂(ダイヤモンド/ダイヤモンドプラスのみ)

④シラザンの液剤をコーティング
A液とB液と硬化促進剤を専用スプレーボトルに入れ塗り込み、直後に乾いたタオルで拭き上げ
これを繰り返していきます
40cm四方にワンプッシュが目安ですが、ボディへ直接スプレーするよりタオルにしみ込ませた方が
周囲への飛沫を防げておススメです
施工にかかる時間は約30分くらい もし混合液が残った場合は使い切って下さい(保管不可)
ダイヤモンドプラスはさらに続けてもう一回、C液とD液と硬化促進剤でコーティングし2時間乾燥させます
もしコーティングしていてムラになった場合は再度上塗りコーティングすれば消えます(1時間以内推奨)

トップコート施工(ダイヤモンド/ダイヤモンドプラスのみ)
ダイヤモンド/ダイヤモンドプラスはここからさらにトップコート剤で仕上げていきます
施工が終わったらまた2時間乾燥させて完成です!
この間、雨などの水滴がつかないよう注意して下さい

 

施工でポイントになるのはしっかり下処理をしてからやる事!

シラザン50を定着させるための下処理方法についてはこちら!

 

シラザン50 コーティング前の下処理方法

続きを見る

 

 

専用メンテナンス剤

メンテナンスのサイクルが長く、愛車ケアの負担が軽くなるシラザン50といえど、

完全にフリーというワケではありません

これまでのシロキサン系のメンテほど頻繁にやる必要はありませんが

最低でも月1洗車はした方がいいし、撥水や防汚性能を維持するメンテは

2~3ヶ月に1回はした方がコーティングも長持ちします

シラザン50のメンテナンス剤は各グレードごとに専用のものが用意されています

いずれも雨や水道水によるシミなどの不純物をじかにキャッチし

シラザン層と撥水層を守る犠牲被膜を形成します

出典:日本ライティング

シラザンのコーティングに比べ、多少拭きムラになりやすいので

均一に施工しながらこまめに拭き上げるのがコツになります

シラザン50専用メンテナンス剤


【セット内容】
・シラザン50専用 メンテナンス剤
・クロス1枚

シラザン50ダイヤモンド 専用メンテナンス剤


【セット内容】
・シラザン50ダイヤモンド専用 メンテナンス剤
・クロス1枚

シラザン50ダイヤモンドプラス 専用メンテナンス剤

【セット内容】
・シラザン50専用 メンテナンス剤
・交換用ノズル
・クロス1枚

 

シリーズ3種 まとめ どれを選ぶ?

こちらは膜密度のイメージ図

出典:日本ライティング

 

こうやって見てしまうと価格とにらめっこして悩んでしまいそうですが

グレードごとにツヤ・撥水・防汚性が上がっていくので

どのレベルで納得するかで選べばいいと思います

一か月に一回は必ず洗車をする人や、こまめにメンテナンスができる人なら

シラザン50でもディーラー級以上のツヤと撥水性能、そしてそれ以上の防汚性をじゅうぶん味わえます

高額な出費をしてディーラーコーティングされた方が

このシラザン50を施工したらきっと驚くハズ!

なんせその10分の1ほどの費用でそれ以上のレベルになっちゃうんですからね

じゃ、ダイヤモンド/ダイヤモンドプラスはどうなのかっていうと

ツヤや防汚性はさらにアップしますが、それ以上に滑水性能が異常によくなります

もはや微風が吹いただけで水滴が滑り落ちていくので

拭き取り作業がめっちゃラクになり、水滴が乾く暇さえ与えません

シラザン50ダイヤモンドプラス施工面の水滴

 

僕はディーラーコーティング=シロキサン被害者で、

毎週ボディメンテで時間を浪費していたので、ほぼ水洗いだけで済む

この手軽なメンテナンス性にとても惹かれました

シラザン50シリーズはいずれも専門ショップやディーラーのガラスコーティングより安価で

しかも性能が格段に上であるところが魅力です

シミもシロキサン系よりはるかにつきにくく、毎週メンテする必要はありません

唯一、デメリットになりそうなのはセルフで施工する事と事前の下処理に時間がかかる事

この手間が面倒だという人や、塗装面があまりにも劣化し過ぎた車にはおススメできません

今までのガラスコーティングがいかにダメなものなのか

シミがなぜできるのかについてはこちらで解説しています

[

 



-カーライフ
-, , ,