カーライフ

【カーケア】ガラスコーティングはおすすめしません

ガラスコーティングはしない方がいい

今回はバッサリと斬ります!

僕のCX5も、納車前にメーカー純正のガラスコーティングを施工したんですが

キレイな状態を味わえたのはわずか10か月足らずでした

その後は細かいヒョウ柄のうよなシミ=イオンデポジットのできまくりで

やってもやっても終わりのない除去作業に疲弊する日々・・

この実体験から、なぜガラスコーティングが一般の人たちに向いていないのか

そして、僕のようにガラスコーティングしてしまった方へ

どう対策すればいいのかを解説していきます

 




 

ガラスコーティングはマメなケアをしても無駄!

僕が施工したのはマツダ純正のMGコーティングで

新車納車前に施工してもらったものでした

よくあるガラスのコーティングではなく、モノホンのガラスコーティングです

MGコーティングはガラスのコート層の上に保護層があるらしく

その効果のせいか、しばらくはシミもできずその美しさを維持していました

1週間から10日に1回はシャンプー洗車を行い

水分の拭き取り作業もマメにやっていたので

シミ=イオンデポジットなんて無縁だと思ってたんですが・・

しかし!・・・10か月くらい経ったある日、

シャンプー洗車後のボンネットに2ミリ大のまあるいシミを発見!

それは、雨が水玉になって自然に乾いたような感じで

ボディの平坦な部分=ボンネットやルーフを中心に、あっという間に増殖していきました

ボンネットにできた無数のイオンデポジット

慌てていつもより濃いめのシャンプーを使ってみたけどそれでも消えず・・

美しさ維持を目的に施工し、ケアもしてきたつもりなのに、いったいなんで??

週末、休みのたびにこんなヒョウ柄状態を見たらガックリきてやる気がなくなります

その後、純正付属のクリーナーで除去してたんですが

この時、ハタと気づいたんです

なんでシミ取りクリーナーが付属してるんだろう?・・と

MGコーティング付属ケミカル剤

何度見直してもそれはシミができた際に使う除去クリーナー

それ以外の何物でもありません

MGコーティング付属シミ取りクリーナー

・・と、いう事はですよ?

シミができるから除去クリーナーが付いてきたワケで

メーカー側はシミができる事も計算済みだったという事になり

もっと言うと、シミになりやすいからクリーナーがついてきた

・・・とも考えられます

当初の僕は、せっかく高い費用をかけて施工したものなんだからと

せっせと除去作業を繰り返していました

けれども、やってもやってもシミができるのでさすがに不思議に思い、

ガラスコーティングについていろいろと調べてみた結果・・

そこで知った事実が衝撃的でした!

 

ガラスコーティングがダメな理由

ガラスコーティングされた車はたしかに美しい!

ツヤ・光沢があり、高い撥水効果で水弾きもいい

しかし、その反面シミ=イオンデポジットができやすく

いったんついてしまうと除去しにくくなる特性があったんです

何故なのか?

それは、ガラスコーティングがケイ素でできた無機質だから!

無機質なケイ素は水との親和性が高いので水分がしみ込みやすいんです

結果、不純物もガラスコーティング層へ浸透し付着してしまうってワケです

ガラスに付着したウロコのような模様!

風呂場の鏡にできた白っぽいシミ

これらは全て同じ理屈で、表面をこすっても取れませんよね?

これを放っておくと、やがて塗装面の深層へと侵食していき

研磨しないと除去できない水ジミへと変化します

特にアブないのが水道水!

水道の水にはカルキ成分をはじめいろんなミネラルが含まれているため

放置しておくと最悪のデポジット⇒水ジミが出来上がってしまいます

雨は水道ほどじゃないようですが、大気中の得体のしれない物質と結合して落ちてくるため

これもまたデポジットの原因を作ってしまう

となれば、付着した水分は乾く前に拭き取るしかないワケだけど

現実、ここでちょっと考えてみて下さい

洗車した後の拭き取りくらいならできたとしても

スーパーの駐車場で夕立ちに遭い

濡れたからといって車丸ごとその場で拭き取るなんてできますか?

会社の駐車場に長時間停めっぱなしにしていて

その間に雨が降り、直後に太陽が顔を出したら拭き取ってる暇もないですよね

そうこうしてるうちに乾いた水分はどんどん不純物を残してシミになっていく・・

ガラスコーティングをおススメしない理由

それは、普通に乗っている環境下で簡単に短時間で

頑固な水ジミ=イオンデポジットができてしまうからなんです

はじめのうちこそガラスコートの上にある保護層がシミから守ってくれますけど

保護被膜が弱くなっていくと、ガラスコーティング面に水が浸透しやすくなり

結果、こんなシミになったというワケです

これを予防できるのはよっぽどのヒマ人かお金持ちだけ!

多くの人にススメられないワケはここにあるんです

 

ガラスコーティングしてしまった車の対処法

専門ショップやディーラーで施工したガラスコーティングは何層もの構造になっています

ガラスコーティング単層だけではシミになりやすいので

ほとんどの場合、水の浸透を防ぐ保護層=トップコートが施工されているんです

もしそのガラスコーティングが有名専門店やディーラーでやったものであれば

半年ほどでなくなってしまう保護層(多くはレジン処理)を再度施工してもらう

という手があります

ただ、シミ取りなどの下地処理料金やらかなりの出費になるのは確実で、

そこは覚悟しなければなりません

多くの人はここで二の足踏んじゃいますよね

でも安心して下さい!

自身で対処する方法だってちゃんとあります

イオンデポジットは、ボディ表面に水分が残り、

その水分に含まれた不純物が乾く事で発生します

なので非コーティング車はもちろん、

どんなコーティングをしてもできてしまうもんなんですが

できやすく除去しにくくしているのがガラスなワケなので

原因となる水分がガラスに浸透しないよう

新たに保護被膜をコーティングしてやればいいんです

ただ、保護効果のあるコーティングを施工する前の時点でデポジットがあったら

それを除去しておかなければなりません

シミだらけの上に再施工しても意味ないですからね(/ω\)

ちなみに僕はリンレイのウルトラハードクリーナーを使いました

リンレイ ウルトラハードクリーナー

下地処理におススメで、周辺に白い境界線があるようなシミ以外はこれで落とす事ができます

液性は弱アルカリで、シミのあるところにワンプッシュし乾く前にサッと拭き取るだけ

1回で落ちない場合はしつこくこすらず2~3回繰り返し施工してみて下さい

あとはシャンプーでしっかり液剤を取り除き、

じゅうぶんな水で洗い流せばOKです

 


 

しっかり拭き取ったら保護層を作るコーティング作業に入ります

おススメのコーティング剤についてはこちらの記事で紹介しています

いずれも僕が試しているので、

デポジットのできにくさや除去が容易な点は折り紙付きです

ガラスコーティングを保護する!おススメコーティング剤3選

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