PR・ガラスコーティングを保護する！おススメコーティング剤３選

YouTubeとかでコーティング系を検索すると

やれ水弾きだのツヤだのって、

ただその１点だけに注目した比較動画ばっかり出てきます

たしかに見た目の実験はビジュアル的には面白いですけど

キラキラ輝いて水が弾けりゃいいってもんじゃないハズですよね

本来、コーティング剤っていうのは愛車を美しく維持し

かつ、カーケアをラクにするものであるべき！

撥水か疎水か、ツヤの強弱は付属の結果論であって、

その性能は最優先じゃないハズです！

いかに防汚性に優れているか

デポジットや水ジミができてもいかにカンタンに除去できるか

これがコーティング剤の役目だと僕は理解しています

コーティング剤にはガラス系/ポリマー系/セラミック系/ワックス系がありますが

ガラスコーティング単独での施工だけは絶対おススメできません

理由はこちらで解説しています

【カーケア】巷で施工しているガラスコーティングはおすすめしません！

続きを見る

 

今回は、群雄割拠なコーティング剤の中から

実際に僕が使ってみて、ガラスコーティングからシミ・デポジットを防ぐ

保護被膜の役割をしてくれるおススメの３商品を紹介します

 

 

車の汚れ基礎知識

紹介に入る前にボディをむしばむ汚れに関する基礎知識を

カンタンに説明しておきます

 

イオンデポジット

雨や水道水など、不純物を多く含む水によって付着する

初期のシミ状の汚れをイオンデポジットと言います

 

水ジミ

イオンデポジットを長い期間放置した事によってできる汚れの事で

その多くが塗装面に浸食します

最悪の場合、研磨しないと除去できなくなります

 

犠牲被膜

塗装面の上に形成する保護層の事で、シャンプー洗車などで落ちやすいのが特徴

この層が汚れを吸収し、塗装面への浸食を防ぐ事で

デポジットやシミをできにくくします

犠牲被膜を形成するのはワックス系やポリマー系製品に多くみられます

 

水道水と雨

どちらも不純物を含んでおり、

どんなコーティングを施しても塗装表面上で乾けばイオンデポジットとして残ります

水道水はカルキやミネラルなどの不純物が多いため、

特にデポジットができやすくなるので要注意！

雨も上空で浮遊しているあらゆる不純物と結合して地上へ降ってくるので

水道水ほどではないにしろ、デポジットを作る原因になります

最近では、洗車に使う水道水を不純物を含まない純水に変えてしまう

車の洗浄専用の浄水器も人気になっています

 

 

 

 

PR・スピードビード

手軽さでは液体ワックスのスピードビードがダントツでおススメです！

誰がやっても絶対失敗せず、施工後は雨程度の水滴だったら

１～２週間放置してもガラス面へのデポジットができにくく犠牲被膜効果は抜群です

用意するのは本剤とファイバータオル２枚のみ

乾いたボディ５０ｃｍ四方にワンプッシュして塗り伸ばし

面が乾く前に別のファイバータオルで拭き上げるだけ！

施工中、拭き上げる前に乾いてしまう場面がありましたが

それでも拭きムラはまったくなく、施工はとってもラクでした

水弾きは疎水系らしいですが、ルーフやボンネットのような水平部分だと

撥水のような感じにも見えます

これは、僕のＣＸ５の下地がガラスのMGコーティングなせいかもしれません

シャンプー洗車をすると液体ワックスならではの犠牲被膜となる層が流れ落ちますが

水弾きはそのままで、同時に汚れやデポジットも浮かして除去してくれるので

クリーナーとしても使えて防汚性にも優れた商品です

保護被膜の持続性が短く、シャンプー洗車するごとに毎回施工する必要がありますが

作業性にすぐれ、面倒なコツも不要！

甘い匂いも特長で、施工後はスベスベ感が半端なく、いかにもワックス！って感じでした

６５１ｍｌで２,０００円前後で購入でき、１本でＣＸ５でも１０回以上施工できます

 

 

 

PR・ハイドロフラッシュ

こちらはポリマー系で、スピードビード同様にデポジットができにくく

その防汚効果が持続するという点が大きな違い

施工後１週間で２回のゲリラ雷雨に遭い、そのまま放置しましたが、

デポジットはまったくできなかったです

その後、シャンプーなしの水洗い＆拭き取りだけでもキレイが続きました

以前のガラスコーティングはこういった状況ですんごいヒョウ柄ができていたので

これはえらい違いです！

湿式でも乾式でもできましたが、乾式の方が簡単で失敗しません

湿式でやったら拭きあげる時に若干ムラが出たので

洗車後の拭き取りが面倒な方は拭き上げ作業をしっかりやった方がいいと思います

ツルスベ感はスピードビードにちょっと及びませんが、水を弾く性能はこちらが上！

低速走行でもスッと水を弾いてくれるので汚れもつきにくいです

防汚性が長続きするせいなのか、その疎水効果も強力で

シャンプー洗車しても効果が長く持続します

雨が何度か降った中、２週間放置したら小さなデポジットができた事があり

水洗いしても落ちなかったので焦りましたが、

シャンプーしたら犠牲被膜効果であっさり除去できたので

汚れても安心感があります

コーティング施工と同時に汚れも取ってくれるようなので

仕事が忙しく、次回の洗車まで１週間以上あけてしまうような人や

シャンプー後の水の拭き取りが面倒な方に特におススメできる製品です！

通販だと１,０００円前後から購入でき、詰め替えが用意されているので

継続して使えば使うほどおトクになります

洗車後の毎回コーティングが面倒な方にもおススメです

 

PR・ブードゥーシルク

デポジット防止性能もありながら、汚れ落としにも特化したのが

ブードゥーシルク

ワックス系のようですが、ポリマー成分も入ってます

僕は小キズ磨きのヘックス、シャンプーのジュジュがセットになった

お試し用のシルクを使用しました

こんな小さなボトルでもＣＸ５丸ごと余裕で使えたので

レギュラーボトル（４７３ｍｌ）なら最低６～８回はイケそうです

用意するのは硬く絞った濡れタオルと拭き上げ用乾燥タオルの２枚

クリーム状になった液剤を濡れタオルに塗布し、均一になるまで塗り込んでいきます

 

コーティング後はカラ拭きするだけですが、

拭きムラになりやすいので入念に作業しなければなりません

特に溝になった部分は白い液剤が残らないよう要注意です

コーティングから拭き上げまではワックス並みに時間がかかりましたが

軽く撫でるだけのラクちん施工でイオンデポジットの除去ができます

汚れを強力に落とすので、その分濡れタオルもビミョ～に汚れますから

たまにすすいだ方がいいと思います

弾き方は疎水でもなく撥水でもなく不思議な感じでした

雨のような小粒な水滴がつくと撥水のような水玉ができるんだけど

シャワーのようなまとまった水で流すと疎水のように水が引いていきます

撥水でできる水玉が好きで、洗車時の拭き上げを短時間でしたい人にはおススメかもですね

風圧で水玉が飛びやすいルーフやボンネットのみに施工しとけばデポジット対策にもなりそうです

施工された被膜は３ヶ月持続するそうですが、実際は１か月くらいだと思います

シルクに限った事じゃないんですけど、施工直後と３ヶ月目では絶対に差が出ますから

１か月に１度は施工する事をおすすめします

２度目に施工すると古いシルク被膜を落として新しい被膜に置き換わります

この時、古い被膜についた汚れも落としてくれるので

雨の多い時期はスパンを短くした方がいいでしょう

軽度なキズも隠してくれるそうですが、僕のＣＸ５は目立ったキズがないので

確かめられませんでした（笑）

クリーナー効果が高いので、あまり洗車しない人や

長年愛車を放置してしまった人におススメですが

未塗装樹脂（黒い部分）には使えないので注意して下さい

オイルのようなヌルっとしたテカりのあるツヤ感があり効果も長持ちします

４７３ｍｌボトルで３,０００円前後とちょっと高めなのがネックかもしれません

 

 

 

まとめ

今回紹介した商品は、いずれもデポジットが発生しにくく

施工性のいいものばかりです

犠牲被膜効果が非常に高く、シミのできにくさに特化した

ゴールドグリッターなる商品も試しましたが

こちらは施工時の滑りがあまりにも悪く、使いにくかったので省きました

 

個人的感想になりますが、

この３本の中で一番気に入ったのはハイドロフラッシュでした

作業時間はスピードビードとほぼ同じでしたが

洗浄成分があるせいで、コーティングしながらのデポジット除去ができる事と

施工の手軽さ、疎水の水弾きとツヤ感が長持ちする点が特によかったです！

こんだけの性能がありながら単価が安かったのもポイントで

コスパ的にも非常にいい商品だと思いました

テストした３商品は僕が興味をひいた中から選びましたが

ソフト９９さんの液体ワックス＝ラグジュアリーグロスもよさそうですし

まだまだ他にもいいものがあるかもしれません

デポジットができにくい事、できたデポジットの除去のしやすさなどを

画像でお伝えする事はできませんでしたが

少なくともガラスコーティングよりはるかにできにくくなり

いずれもラクにケアができるものばかりです

みなさんそれぞれ洗車の間隔も違えば

手入れの仕方や環境も違ってくるでしょうから

自分に合ったものを使ってもらえたらと思います