巷ネットを見てると、マツダディーゼルのDPF再生について
「いつ作動しているのか分からない」
「自分のエンジンは1回も再生していない」など、数々の疑問や勘違いが見られたので
今回はこのDPF再生タイミングと作動の確認方法について
僕のCX5を例に分かりやすくお話します
マツコネのOSは全て共通なのでCX30やCX60など
マツダの全てのディーゼル車の参考になります
DPF再生はマツコネで確認できる
マツダの場合、インジェクターノズルのクリーニングが行われた場合は
センターメーターにこのようなメッセージが自動的に表示されます
ノズルクリーニングはDPF再生とはまったく別モノなんだけど、
これを見て勘違いされる方もいるようですね
一方、DPF再生については何も操作しない状態では確認する事ができません
・・が、決して作動していないワケじゃありません
確かめるにはマツコネの液晶メニュー画面から「情報」→「燃費モニター」で
システム作動状態の画面を呼び出すと作動のON/OFFを確認する事ができます
ただし、走行中に作動している場合は「準備中」の表示のみになり
停止した状態でしか確認する事ができません
この画面の右下にご注目!
「i-stopできません~」というメッセージがありますね
これがDPF作動を示す表示になります
画面情報以外で確認できる3つの方法
DPF再生が行われているかどうかを確実に確認するには
マツコネの表示画面を切り替えなければなりませんが
これ以外にも動作に気づく方法が3つあります
ひとつめは燃費モニター
DPFが再生されると溜まった煤を燃やしきるために触媒に大量の燃料が使われます
結果、動作してる間は燃費計が著しく悪化するのでこれで気づく事ができます
ふたつめはDPFの作動音
普段耳にしてるエンジンの音とは別にクォーンとDPFが動作している音がします
ラジオやカーステを慣らしてると聞き洩らしてしまいますが
停車してる状態でこれらの雑音を消すと聞こえてくるので
燃費モニターで怪しいなと思ったら試しに耳を澄まして聞いてみて下さい
3つめはi-stopを有効にしている事が前提になりますが
DPF再生中は停車してもエンジンがずっと回ったままになります
通常、電力が足りなくなると停車してもかかりっぱなしになりますが
この状態が長く続いたらDPF再生の可能性があるので
マツコネでシステム作動状態を呼び出し確認してみる事をおススメします
DPFの動作間隔
DPF再生の動作間隔は運転の仕方によって変わります
僕の場合は通勤で片道20km(一般路)ほど走るんですが
このペースでおよそ300kmくらいの間隔で作動します
チョイ乗りやアイドリング時間が多いと煤も溜まりやすくなるのでもっと短くなるようです
正確な再生回数を知りたければディーラーさんで対応してくれます
煤は軽油の噴射量が多い回転域で特に発生しやすくなります
CX5のスカイアクティブD2.2の希薄燃焼域及び
再生回数を減らす方法はこちらの記事を参考にして下さい
僕はこの方法で300km間隔だったDPF再生を倍以上に伸ばす事ができました
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【マツダディーゼル】DPF再生を確実に減らす走り方
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