ガラスコーティングをやるべきか?
そう問われたら僕は絶対におススメしません!
理由は、シミがつく可能性が大だから
大手専門ショップやディーラーで施工されるガラスコーティング
これが美しく保たれるのはせいぜい10か月
ある期間を過ぎると突然シミが増え出し
見るも無残なヒョウ柄地獄が始まります
なぜあれだけ美しかったガラスコーティングがシミだらけになってしまうのか?
シミがつくならやらなきゃいいワケですが
車のコーティングをしないとどうなるのか?
この問題について分かりやすく解説します
ガラスコーティングがシミになる理由
ガラスコーティングの元となるガラスは無機質のケイ素という物質でできてます
このケイ素っていうのは水との親和性が非常に高く、
水分がしみ込みやすいという特徴がある事をまず覚えておいて下さい
次に、シミの元となる水分についてですが
車に付着する水分は大きく分けて水道水と雨水があります
水道水にはカルキやカルシウムなどの成分が含まれており
雨水には上空に浮遊している花粉や排気ガスなどの微粒子が含まれています
これらがガラスでコーティングされたボディに付着してしまうと
その不純物も丸ごとケイ素と結びついて時間と共に深く浸透していき
シミ=イオンデポジットとなってしまう
ガラスコーティングがシミになりやすいのはこのメカニズムにあるんです
洗浄を何年も怠った家屋の窓ガラスや、風呂場の鏡でこんなになってるの見た事ないですか?
これらも同じメカニズム
ガラスは水分が付着してしまうと、そこに不純物によるひっかかりができ
水分が留まりやすくなって、次第にガンコなシミを形成していってしまうんです
プロが施工したガラスコーティングにはタイムラグがある
今やコーティングといえばガラスが主流になり
専門ショップやディーラーの多くがこのコーティングをするようになりました
こういったプロが仕上げたガラスコーティングには保護膜が追加で施工されます
何故か・・・?
先ほどのシミのメカニズムを思い出して下さい
そう!ガラスコーティングだけだとシミができやすいからなんです
水との親和性が高いガラスコーティング面へ不純物を浸透させないようにするため
その防御を目的としてさらに1枚被膜を上塗りしているってワケです
が、この保護膜も長持ちはせず、
僕の経験からいってもせいぜい10か月がいいところ
その後は保護するものがなくなるので次第にシミができやすくなっていきます
こうなるとシャンプーで洗車しても容易には取れなくなり
専用ケミカル剤で除去してもまたできるの繰り返しが続きます
これは僕も経験しており、その経緯や詳しい脱出法についてはこちらで解説しています
-
-
【カーケア】ガラスコーティングはおすすめしません
続きを見る
コーティングをしないとどうなるのか?
ガラスコーティングしてシミができるなら
やらない方がいいんじゃないか?
それ、ある意味正解です
しかし、何もコーティングしなくてもシミはできます
水分がボディについたまま放置すれば、
含まれている不純物が表面で乾いて残るワケですから当然ですよね
できやすく、深刻になってしまうのがガラスコーティングってだけで
どんなコーティングでも放置する時間が長ければ長いほどシミは形成されていくんです
ですので、ガラスは避け、シミができにくいコーティング剤を使用する
ガラスコーティングしてしまったら保護被膜を作ってくれるコーティング剤を施工する
これが正解です!
ガラスコーティングがダメな理由 まとめ
どんなにマメにケアをしようと、経年でできてしまうのがガラスコーティングです
保護膜がなくなったら、再施工するしか方法はありません
施工した直後こそ、美しいツヤが出るガラスコーティングですが
10万円以上する高い費用をかけてやった末にヒョウ柄ができてしまうなら
はじめからやらない方がいいです
いつまでもシミがつきにくく、美しいボディを保ちたいなら
週1か2でこまめに洗車し、ご自身で市販のコーティング剤を施工するのがベスト!
1回施工しただけでずっとキレイが続くコーティングなんて存在しません
シミにならない保護被膜を作ってくれるコーティング剤についてはこちらで解説しています
-
-
ガラスコーティングを保護する!おススメコーティング剤3選
続きを見る