ロケ体験談

睡眠障害 その意外な正体

みなさんは睡眠ってきっちり取ってますか?

僕は6時間を目安にしてますが、本当はもっと寝たかったりします

6時間以下だと寝不足だな~って思いながら出勤するんですけど

さすがに起きてしまえばそうそうどこでも寝てしまうなんて事はありません

しかし、通勤電車に乗っているとつり革につかまったまま寝てる人とか

ドアに寄り掛かったまま寝てる人、たまに見かけます

しかもそういう人ってたいがい同じ人なんですよね~

いったいどんだけ寝不足してるんだろう?

僕はそれを見るたび、睡眠障害を持つ子供の取材をした時の事を思い出します

今回はそこで知った意外な原因についてお話したいと思います

この記事は、

しっかり睡眠をとっているハズなのに日中どうしようもなく眠くなる

という睡眠について悩みを持っている方にはぜひ読んで欲しいお話になります

 

原因については普通に暮らしているみなさん全員にも関係するものなので

最後までじっくりお読みになってみて下さい

 




 

授業中、頻繁に居眠りする小学生

ある日、情報番組のディレクターから

「視聴者の親御さんから子供の居眠りについて悩み相談の依頼があった」

「よかったらその様子を撮影してもらえないか」という依頼がありました

ちょっと話を聞いてみると、とにかく立ったまんまでも寝てしまうんだとか

これってどういう状況なんでしょう?

僕が小学生の頃はみんなたいがい21時過ぎには寝てたし

そんな立ったまま居眠りするやつなんていませんでした

私立の進学校でもないからガリ勉君もいなかったし

そんな夜中まで勉強するなんて熱心なヤツもいなかった

いったいどんな子なんだろうと興味深々・・

取材で訪れたのは千葉県にお住まいのとあるご家族

2男1女のこのご家庭、問題の居眠り小学生は4年生の末っ子の男の子でした

お母さんの話によれば、学校での授業中に頻繁に居眠りをしているらしく

音楽の授業では起立してみんなで合唱する場面でも居眠りしてしまうんだそう

歌うって、声を出しているワケで、その状態でしかも立ったまま居眠りするって

とうてい普通じゃ考えられない状況・・かなり深刻ですよね

さてさて、いったい何が原因なのか

とにかく彼の一日を密着撮影してみる事にしました

 

 

生活を追ってみたが・・・

撮影は学校のないとある日曜日

一軒家のこのお宅はすぐ近くに林もある閑静な住宅街にあり

当初あった周囲の騒音被害という疑いはこれで消えました

朝の8時に起きた彼、まずは普通に朝ごはんを食べ歯磨きをします

その後はお昼をはさんで夕方まで自宅で遊んでいました

印象としては、活発で元気満タンな男の子でなんら問題があるようには見えません

肝心の日中に居眠りするシーンも一切なし

お風呂に入り、テレビを前にしての夕食もごくごく普通の光景

生活パターンは普通の一般家庭となんら変わりありません

やがて21時にはお兄ちゃんと一緒の子供部屋で就寝

寝つきもよく、子供らしくすぐに爆睡していました

夜中にトイレに起きる事はあったものの、夢遊病とかそういった奇特な行動もなし

翌朝は学校があるので7時前には起床

ゆうに10時間はたっぷり寝た事になり、原因になる理由が見つからない

いったいどこに原因があるのか・・・

 

撮影中に気づいたこと

問題のお子さんを撮影していて気になった事が一つだけありました

それは・・・「携帯ゲーム機」

撮影中、まるっと1日、

お風呂に入っている以外はず~っとゲームのしっぱなし

食事中はおろか、トイレに入っている時もずっとゲームに夢中だったんです

しかし、その日は居眠りする事もなかったし、だるそうにしている様子もなかったので

これが原因であるとは言い切れません

とはいえ、大人から見たら異常な光景に見えたのも事実

この子の撮影を終え、原因を特定させるため

あくる日、脳の生理学の分野で有名なとある九州の医師を訪ねる事になりました

 

原因特定

この日のために、密着撮影したものを簡単に編集したVTRを持ち込み

先生に見て頂いた結果・・・・・・

やはり図星でした

「このゲーム機に原因があると考えていいでしょう」と即答されたんです

しかし、何故ゲーム機が昼間の居眠りにつながるのか

先生の説明を聞いてまたひとつ知識を頂きました

ゲーム機というのは液晶画面の動きが早く、発色も強い

さらにコントラストも強めであるため、これが脳にかなりの負担になるんだそうです

特に波長の長い「赤や黄」の色が強めの画面は要注意

正常な人の場合、睡眠時の脳は温度が下がって休息の状態になるんだけど

こうやって強い刺激を与えられた脳は、睡眠を取っている間も興奮状態が続くので

それによって温度が下がらなくなる

つまり脳が休んでいる時間がなくなるためこのような障害が起きやすくなるそうなんです

なるほど、僕も学生時代にまる3日寝ないで友人らと遊び呆けた事があるんですが

その時は突然耳が聞こえなくなりました

東横線の渋谷ホームで周囲にあるはずの雑音がまったく聞こえなくなったんです

その時、本能的に「脳が休めと言っている」事を悟りました

聴覚を奪う事で、体が「これ以上行動できませんよ」と警告を出していたんですね

話は戻りますが、この子の場合、

寝ている間も興奮状態が続いたため脳の温度が下がらず、

それにより休まらない脳になってしまったという事になります

結果、脳が休めの指令を出し続けため居眠りを引き起こしたというワケです

ゲームを楽しんでいたはずが、無意識に脳へ負担をかけていたんですね

身体のメカニズム、自己保存本能のすごさを改めて知った瞬間でした

子供でさえこれだけの影響があるワケですから、もしこれが大人だったら・・!?

通勤電車で立ったまま寝る人はもちろん、

適度な睡眠をとっているにもかかわらず昼間に頻繁に眠くなる人・・

その何割かは色の濃い液晶=ゲームのやりすぎが原因の可能性があります

特に、寝る寸前までゲームしてる人は要注意かもしれません

コントラストが強く、色の濃い画面をスマホやパソコンで長時間見ている人も要注意!

心当たりがある人は試しに1週間ほど時間を抑えてみて下さい

液晶の色の濃さを落としてモノクロに近い画面で利用すのもオススメです

今やゲームもパソコンもスマホもなくてはならない必須アイテムになってきました

しかし、何をやるにも健康な身体があっての事ですから身体を労わる事も大切!

ちなみにこのお子さんは、その後お父さんからゲーム機を取りあげられ

夕方数時間だけ、夕ご飯以後は禁止にされ見事立ち眠りが解消されたそうです

 




 

睡眠障害 まとめ

睡眠は量(時間)より質、って言いますが、

起きている時間に何をしていたかによっても左右されるという事実

本人は安眠していたつもりでも、意外や脳にストレスとなってしまう事もあるんです

現代社会は情報に溢れ、そのほとんどが画面から入ってくるものに変化しています

知らず知らずのうちにあなたの脳も休まらない脳になっているかもしれません

明日を健康に生きるための睡眠

これを機に改めて昼間の行動と眠りの質について考えてみませんか?

 




 

 

 

 

 

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