直伝テクニック

長時間撮影にはタイムラプスがオススメ

こんにちは

晴れのち晴れです

以前、Twitterのフォロワーさんから

お家で飼育していた蝶のサナギが羽化しそうなんだけど、

どうにかしてサナギから蝶になる瞬間を子供に見せてあげたい

何かいい方法はないかと相談された事がありました

サナギから抜け出て蝶になるまでを撮影しようとすると

羽化が始まる前から録画を開始しなくちゃいけません

となったら、最低5~6時間はかかる計算になります

フォロワーさんが持っているカメラはスマホのみ

どんなに容量に余裕があっても、こんだけ長時間撮影したら

容量オーバーで途中で止まってしまう可能性が大

こんな時にオススメなのが

タイムラプスです!

聞きなれない言葉で、へ??タイムプラス?とかいってしまいそうですが

タイムラプスです

この機能はスマホでもアプリさえダウンロードすれば

手軽に使えちゃう超スグレモノお役立ちアイテム!

これのおかげでフォロワーさんも羽化するシーンを

無事お子さんに見せてあげる事ができたそうです

いったいどんな仕組みなのか、初心者でも分かりやすく解説していきます!

 




 

 

タイムラプスの動画ってどんなもの?

テレビ業界では古くからある撮影技法で、かつては

「インターバルREC」とか「コマ撮り」と呼ばれてきました

つぼみが開くシーンとか、夕陽が動いて沈んでいくシーンを

みなさんもテレビで見た事があると思います

理屈で語るより、まずこちらを見てください

SONYの公式動画になります

タイムラプスで撮影されたお絵描きの動画

これがタイムラプスです

カクカクした動画になるのが特徴ですが、

次第に絵が完成していくのを短時間で見る事ができてますよね

この絵が出来あがるまでを普通に撮影していたら

データとしてみてもかなりの容量になっちゃうし

途方もない時間をかけて見る事になってしまいます

 




 

 

タイムラプスのしくみ

通常、動画は1秒間に60フレーム(コマ)記録されます

1秒間に60枚の静止画が記録されてるって事なんですが

この60枚を連続して見る事で滑らかな動画になっているワケです

タイムラプスはこの滑らかさを省く事で成り立っています

1秒間に60枚記録する事をやめ、

1フレームを数秒に1フレームだけ記録するように設定すれば

容量も少なく撮影できて、長時間撮影も可能になるって仕組みです

パラパラ漫画も枚数を増やせば滑らかになるけど

その分、紙の量が多くなっちゃいますよね

紙を少なくして短時間で見られるようにする・・

それがタイムラプスなんです

 

 

タイムラプスの設定

設定はアプリにより様々ですが

一般的には5秒~数10分ごとに1フレーム撮影できるようになっています

撮影する対象により適切な秒間を選ぶようにして下さい

変化が早いものほど秒間は短く

変化が遅いものほど秒間を長くするのがポイントです

雲のように変化するのが早いものは5秒~10秒ごとに1フレーム

花のように人間の目で見ても変化があまり分からないものは

10分に1フレーム程度で設定するといいでしょう

1フレームは1/60秒ですから、

再生時間は60フレームで1秒になります

仮に1分に1フレームで設定した場合、

10分で10フレームですから

1時間で1秒の再生動画ができる計算になります

撮影したい時間の長さやメモリーの容量なども考慮に入れて

秒間設定するようにして下さい

秒間が短いほどなめらかになりますが、容量は大きくなります

秒間が長いほどカクカクした映像になりますが、

低容量で記録ができます

 

タイムラプスで撮影する際に注意する事

YouTubeなどでいくつか動画を見てみれば分かりますが

手持ち撮影は禁物です

カメラは三脚などで定点に設置し、画角固定で撮影するのが基本です

また、長時間の撮影になるためバッテリーにも注意しましょう

1時間以上タイムラプスするのであれば、外部バッテリーもしくは

USBケーブルで家庭用電源(AC)とつないで撮影して下さい

三脚は軽量コンパクトなものでもじゅうぶんですが

風などで倒れたりしないようしっかり養生しておくのがポイントです

 


 

 

タイムラプスにオススメなカメラ

タイムラプスは電源を長時間入れっぱなしにするので

発熱トラブルがよくあるGoProはあまりオススメしません

テレビ局では確実に撮影する事に重きを置いているので

タイムラプスにはSONYのアクションカム=X3000を使用する事が多いです

発熱の問題を含め、アクションカムの耐久性については

こちらの記事でお読みいただけます

 

タイムラプスは一般のデジカメやビデオカメラでも

対応しているものが各社から出ているので、

将来的にタイムラプスもやってみたい方は

この機能があるかどうかチェックですね

 


 


 

 

スマホ用タイムラプスアプリ

デジカメがなくてもスマホさえあればタイムラプスは可能です

スマホ用タイムラプスアプリもかなり出回っていて

アンドロイドではシンプルで使いやすい

Microsoft Hyperlapse Mobile が人気のようです

iPhoneは機能が元から内蔵されていますが

秒間のカスタム設定ができないので、やはり外部から

新たにインストールする事をオススメします

 

タイムラプスにオススメなシーン

タイムラプスは空や花などの自然の変化に使うのがポピュラーですが

身近なところではお子さんの撮影とかに使うのもオススメ!

食事のシーンとか寝相なんかを撮るとめっちゃ笑えます

ものづくりに利用すれば、作業の過程を記録できて資料としても役立ちます

料理なんかも手元を俯瞰で撮影したら作る手順を記録するのに重宝するし、

パンが発酵する様子なんかも楽しめます

遊びゴコロをくすぐるオモチャとして考えたら

使う用途は無限大!

キーワードはビフォーアフター

始まりと終わりに変化があるもの全てに使えます!

ひとつの使い方にこだわらず、自由に発想して楽しんで下さい!

 




 




 

 

  • この記事を書いた人

晴れのち晴れ

在京キー局カメラマン/技術アドバイザー  ドキュメンタリー、バラエティー、各分野で活躍  手がけた著名番組多数  30年に及ぶ豊富な経験から映像ライフを楽しむ知識やアイディア、  海外ロケのスナップ紀行などを 紹介しています

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