カメラマンコラム

スマホ紛失!対処完全マニュアル

スマホ紛失!そして盗難・・

この言葉を聞いて背筋がざわめいた人にはぜひ読んで欲しい

スマホの便利さを享受し過ぎると、その分だけ危険というリスクも増えていきます

おサイフケータイをはじめとした金融系アプリ、

電話帳やスケジュール管理、画像アルバムなどには

個人情報はもとより友人情報までが満載に詰め込まれています

あなたはこれらを守る術を知っていますか?

知識がないといざ選択に迫られた時に適切な判断ができなくなり

疑問と不安に押しつぶされて誤った対処をしてしまうものです

過去、紛失から盗難という不幸に遭いながらも

多少あった専門知識をもとに携帯キャリアへ幾度となく問い合わせて

得た貴重な情報をここにフィードバックします

この記事を読まれる方の中には紛失直後で頭が混乱し

何をしたらいいのか分からないという方もいるかと思います

なので経験者として先に結論を言います!

紛失したら、①その端末に電話をかけてみましょう

電話に反応がなければ電話会社=キャリアの紛失窓口へ電話をし

②位置検索を実行し端末がどこにあるかを確認します

これで思い当たるフシがあったとしても、場所が公共の場だった場合は

盗難の可能性もあるので③利用停止を依頼する事を強くオススメします!

この手続きさえすれば、仮に第三者がロックを解除しようとしても

その端末はいっさい開かなくなります

停止手続きを完了したらもう焦る事はありませんが

スマホが今どうなっているのか、どこにあるのか、

最優先でやるべきは何なのか、混乱と不安はずっとつきまといます

これは通信のシステムや端末の仕組みを知らないがゆえに起こる事なので

まずはしっかり理解しておくのが最優先です

これを読めばおのずと何をどう進めていけばいいのかが

明確になるので、焦らず落ち着いてお読みになって下さい

紛失した事がない人でも、いざという時のための備えとして

ブックマークをしておく事をオススメします

後半では紛失に備えて必ずやっておくべき事も記載しています

※この記事はドコモをベースに記載しています

サービス内容やシステムについては各社同様の対応をしていますので

それぞれご確認されて下さい

この記事から分かる事

紛失直後にとる正しい手順

対処する各作業の詳しい意味と注意点

端末の重要部分の仕組み

補償サービスについて

キャリアのインフォメーション担当者について

紛失に備えてしておく事

 




 

直後の手続きをするための最低条件

コールセンター女性

ヘッドセットをつけたコールセンターの女性

紛失したら、なによりもまず利用している携帯会社=キャリアへ

連絡する事になります

この時、本人確認のため、①名前と②端末の電話番号

そしてドコモの場合、

4ケタの③ネットワーク暗証番号を聞かれるので覚えておきましょう

ネットワーク暗証番号が分からない場合、最寄りのショップで

身分証などを提示して手続きをする事もできます

この3点はキャリアが提供している端末検索サービスなどを

利用する際にも必要になってきます

AUやソフトバンクなど、他社に関しても本人確認のための

条件がありますからそれぞれ問い合わせて確認しておいて下さい

 

各社対応窓口

ドコモ(無料) 0120-524-360 ドコモ携帯からは局番なし 151

AU(無料)  0077-7-111 AU携帯からは局番なし 157

SoftBank(サポート会員のみ) 0800-111-7638 

 

利用停止ってどんな仕組み?

利用を止めたのはいいけれど、たいていの人は

それがどういう状態なのか具体的には分かってないと思います

僕は単純に「電波が止められるだけ」だと勘違いしていました

つまり、指紋やパターン認証で画面をロックをしていても、

見破られたら中身を見られてしまうものだと思っていたんです

が、実際はまったく違いました

携帯キャリアへ紛失を伝え、利用停止を依頼すると

僕の場合、ドコモなんですが、「おまかせロック」というシステムが作動します

(端末で設定している認証ロックとはまったく別モノです)

これは、紛失したスマホの物理的操作をいっさい無効にするもので

第三者がいかなる操作をしても絶対開かないというスグレモノ

電波は止められずに生きていますが電話はかけても鳴らなくなります

解除するには、自身でキャリアのマイページにログイン

または、ショップにて身分証を提示して解除の手続きをする以外

方法は存在しません

なのでキャリアサイト、ドコモであればマイドコモになるんですが

ここへアクセスするためのアカウントはしっかり覚えておきましょう

ちなみにこのロックをかけるには端末の電源が入っている事が

条件になりますが、仮に電源がOFFになっていても

次回に電源を入れた瞬間にロックが作動するようになっています

今回は僕の事例=ドコモのシステムを元にしてお話していますが、

端末の種類(機種)は各社共通ですので他キャリアでも

同様の仕組みでロックがかかるはずです

心配であれば各社インフォメーションセンターにて確認してみて下さい

利用停止 まとめ

★キャリア側からのリモートで端末に強固なロックがかかる

★第三者がいかなる操作をしても絶対に開かない

★SIMカード/お財布ケータイもロックされる

★端末の電波は生きているが、電話をかけても鳴らなくなる

★ロックするには電源が入っている事が条件になるが

OFFの場合でも次回に電源がONになった瞬間にロックがかかる

 

SIMカードを抜かれたら!?

SIMカード

SIMカードは携帯端末に必ず装着されているもので

ここに契約者の情報と電話番号が記録されています

このカードがなければ電話も通信もできなくなる

いわば通行証のようなものなんですが、

これは端末から抜き取る事ができるため第三者に悪用される可能性があります

もし抜かれた場合、同じキャリア回線の端末に装着すると

電話も通信もできてしまいます

ですが、利用停止=キャリアによるロックがかかっていれば

自動的にSIMカードにもロックがかかるので、

仮に抜き取られたとしても使われる事はありません

ですので、利用停止の早急依頼は絶対です

紛失した事に気付き、停止するまでのタイムラグによっては

カードを抜き取られて他の端末で利用される可能性もありますが

心配であればキャリアのマイページにて通信履歴が確認できます

1日ごとの通信状況も見る事ができるのでチェックしてみて下さい

仮に利用停止前にSIMが抜かれてしまったら

紛失した端末はキャリアからコントロール不能になるため

ロックがかけられなくなります

いかに早く紛失に気付くかが鍵になりますが

このSIMの存在は通信に詳しい者でない限りそうそう抜かれたりはしないものですし

悪用しようという発想すらない事の方が多いと思います

もし悪用されている可能性が高いと判断したら

すみやかに新しい端末へ乗り換える事で紛失した方のSIMを無効化できます

ちなみに、SIMが抜かれ、利用停止ができない状態であれば

仮に端末自体に指紋認証やパターン認証をかけていたとしても

いずれ見破られる危険性があるので、アプリのパスワード変更や

銀行系アプリがあるならオンラインバンキングの停止手続きなどを

早急にやる必要があります

 




 

キャリアサービスによる端末の位置検索

携帯通信の基地局

基地局のアンテナ

紛失した端末がどこにあるかは、市中いたるところに設置された

基地局のアンテナを通してかなりの精度で特定する事ができます

このサービスはキャリアで行っており、

各社インフォメーションセンターで対応しています

利用停止=端末ロック中でも電波は生きているため検索は可能です

検索精度は電波の強弱にもよりますが、

強い場合はピンポイントで番地まで特定できます

電源が切れている場合は検索不能になりますが

その場合、最後に電波を発信していた場所が記録されるので

その場所を知る事ができます

また、検索をかけると、その端末の画面には

「位置検索を実行中」とのメッセージが出るそうなので

盗難の可能性があれば若干の抑止力になるかもしれません

料金はAndroidとiPhoneで違いがあり

ドコモの場合、Androidなら月4回まで無料、

iPhoneは1回につき55円がかかります

他社についても同様のサービスを行っているので

それぞれ問い合わせてみて下さい

 

Google及びiCloudでの検索

googleのデバイス検索画面

GoogleやiCloudには端末がどこにあるか現在位置を知らせるサービスがあります

これを使ってPCから端末を探す事も可能ですが、iCloudはログイン時に

毎回セキュリティコード(端末に送られてくるワンタイムパスワード)の入力を求められるため

事実上利用する事は不可能になります

Googleはこのコード入力をしなくても利用できますが

位置検索をする場合は利用停止(キャリアのロック)を解除する事が条件になります

解除すれば第三者からの操作が可能になるため、

紛失している端末がどのような状況におかれているか

安全性を見極めてから行う事をオススメします

キャリアによる位置検索でそのたびに端末の場所が変わっていたり、

電源が入ったり切れたりしている場合は

第三者の手元にある可能性が高いので注意が必要です

Google/iCloudでの検索 まとめ

★icloudは利用できない

★PCがあれば無料でいつでもできるが、

キャリアでかけたロックを解除するのが条件

★電話を鳴らす事も可能

★検索手段はGPSを利用していて、記録された足跡を

地図上で確認できる(端末電源ONが条件)

★最終手段の遠隔初期化も可能だが、実施するなら成功の有無が確認ができる

キャリアサイトからした方が確実

★PC側で端末をログアウトさせると、端末側でログインしない限り

2度と利用できなくなるのでログアウトは絶対に実行しない

 




 

遠隔初期化

端末が見つからなかった場合、最終手段として遠隔初期化というのがあり

自身のマイページ(ドコモならマイドコモ)で行う事ができます

これは所有権の問題から自己責任で行う以外はありません

この操作を行うと、端末で利用していたマイクロSDカードなどのデータも消去されます

キャリア側はタッチしませんが、マイページでの初期化手順の案内はしてくれます

遠隔初期化は4Gまでの端末が対象で、5G端末は対応していません

これは、5G端末にメディアスロットがなくなった事が大きいです

そもそも抜き差しする記憶カードがないので、

セキュリティはキャリアによるロックでじゅうぶんと考えたのでしょう

遠隔初期化 まとめ

★初期化は自身の責任でのみ行われキャリアに依頼はできない

★SDなどのメディアも消去される

★2017年4月より前に発売されたモデルは端末にて事前設定が必要(ドコモ)

★4G端末までが対象で5Gは非対応

★Googleなどで行うより信頼性は高い

 

 

警察へ紛失届けを出す

紛失し、どうしても見つからない場合は

紛失した地域を所轄する警察署へ届け出をしておきましょう

届け出をすると「受理番号」が記載された書面が発行されます

この受理番号は、携帯補償サービスなどに加入していた場合に

必要になるので大事に保管しておいて下さい

また、届け出の際に記入する書面には

端末の特徴や機種名キャリア名などを記載する欄があるので、

これらをしっかり憶えておかなければなりません

晴れ
端末を写真に撮っておくと説明も楽になるのでオススメですよ

 

補償サービスを利用する場合

水濡れや落下による故障、紛失や盗難に遭遇した場合、

キャリアが提供している補償サービスに加入していると

紛失した端末と同じ機種を受け取る事ができます

ただし、完全無料という訳ではなく、機種によって

1割程度は負担しなければなりません

これは「交換機」と呼ばれていて、バッテリーや外観の部品は新品ですが

中身は整備された中古である事が多いようです

申請はキャリアのマイページからオンラインで手続きする事ができ

早ければ当日に届きます

ただし、申請してしまうと新規にSIMカードが発行されるため

マイページでの遠隔初期化ができなくなってしまいます

初期化にこだわるなら申請は終わってからにしましょう

 

紛失に備え、これさえしておけば安心!

冒頭でも書きましたが、

インフォメーションセンターへ問い合わせするためには

ネットワーク暗証番号が必須になります

場合によっては支払方法(引き落とし?カード?振り込み?)も

聞かれる事があるので覚えておいて下さい

また、ご自身が利用しているキャリアのマイページに

PCから定期的にログインしておく事も必須です

過去、マイページを一度も利用していないと、PC初回ログイン時に

端末から送られてくるセキュリティコードの入力を求められます

マイドコモログイン画面

 

 

セキュリティコード入力はキャリア側のサーバーでコントロールされていて、

随時必要に応じて本人確認のために入力を求めてくる仕組み

が、定期的にログインしていればコードを求められる事はないので

端末がなくてもスムーズにログインが可能です

何か月もログインしないままにしておくとこのコード入力を求められる可能性が高くなり

紛失してからでは入力する事ができなくなるので月に1回くらいは利用しておきましょう

可能なら複数のブラウザでログインしておき

勤務先のPCなどでもやっておくようにすればどこでもマイページが開けます

また、警察への届け出用に端末の写真を撮っておくのもいい方法です

ケースを使っているなら外した状態の写真も撮っておき

見つかった際に、自分のものであると証明するために

端末の製造番号をスクショしてPCに保存しておけば完璧です

紛失への備え まとめ

★ネットワーク暗証番号を覚えておく(ドコモ)

★マイページへのログインを欠かさない

★GoogleもしくはiCloudのアカウントとパスワードを覚えておく

★各アプリのIDとパスワードをクラウドへ保存しておく

★外部メディアはリスキーなので使用しない

★端末画像と製造番号をスクショしておく

 

インフォメーションセンターの知識レベルはあてにならない

これにはほとほと参りました

もうほんとにひどいものです

質問したら答えられずにたらい回しにされたり

あげくは担当者によって答えの白黒がひっくり返るんです

たとえば、キャリアロックした後でもSIMは抜かれたら使われてしまうとか

メディア=SDカードは遠隔初期化で消去できないだとか

機種が古いので遠隔初期化の対象外だとか・・もう間違いだらけ!

これは何度も確認して誤りである事を確認しましたが

時間と労力を無駄に奪っていき精神も疲労します

結論からいうと、インフォメーションセンターのスタッフの

知識レベルはあまり高くはありません

マニュアルを棒読みする担当者もいましたが、むしろそれの方が

間違ってないだけマシだと思えてくるほどでした

なのでちょっとでも不審に思ったらかけ直して別の担当者に確認した方がいいです

センターにかける目的は、今後の行動を判断したいからですよね?

右にしようか左にしようか迷ってしまった時は確たる情報が頼りになります

その情報が誤って提供されたら奈落へ一直線なんて事にもなりかねないので

鵜呑みは危険です

ここに記載されている事は担当者を変え何度も確認し、案件によっては

ボスキャラ担当者を呼び出して得た情報なので間違いはありません

なのでこの記事と違う事を言われたら再度別の担当者に確認して下さい

 




 

紛失した場合のまとめ

紛失したら、端末が盗難される可能性があるかないかで選択肢が分かれます

ないと判断できるならキャリアへロック依頼をせず

GoogleやiCloudで検索するのもいいでしょう

が、少しでも盗難の心配があるようでしたら、ひとまずキャリアロックしておけば

安心して事後を進める事ができます

以下、一例ではありますが、紛失した後の手順をまとめておきます

段階のどこかで解決すれば以降は読む必要はありません

①端末に電話してみる

②電話会社=キャリアへ連絡し紛失を伝える

③端末の位置検索を依頼し情報を得る

④利用停止=キャリアからロックをかけてもらう(早い方がいい)

⑤所轄の警察署へ紛失届けを出し受理番号が記載された書面を受け取る

⑥何かの拍子に発見される事もあるので2~3日は様子を見て

都度不安があればキャリアやGoogleなどの位置検索で場所を把握しておく

⑦位置検索を何度かして盗難の可能性が高いと判断したら遠隔初期化を実施

---ただし、SDなどのメディアを使っていないならキャリアのロックだけでも

じゅうぶん有効なので無理にする事はありません

⑧電源を切られていたら初期化はできません

---何度か実行してみてダメであれば闇業者へ転売されている可能性もあります

この場合、業者が初期化してしまうため内部データはそこで消去されます

⑨踏ん切りがつき、携帯補償サービスなどが受けられる場合はこの段階で

申し込んで下さい

⑩紛失した方のSIMカードにロックがかかっていない場合、

端末を新規に入れ替えて電源を入れ、サービスセンターにて

開通操作をした段階で古い方は使えなくなります

 

 

 

あとがき

2020年の遺失物ランキング

警視庁発表の資料でもっとも多かったのは証明書類で、

二番目が財布、そして三番目は携帯電話だったそうです

物を落とした経験がない人なんておそらく皆無でしょう

落とす可能性はどんな人にもあり、その落とし物が

このトップ3のどれかになる可能性だってあります

ちなみにこの遺失物トップ3を怖い順から並べたら

あなたはどれを1番にしますか?

「携帯」って答える人も多いのではないでしょうか

それは何故でしょう?

財布や書類は中身がおよそ把握できているので、

落とした場合、どう対処したらいいのか方法はある程度判断できますよね

一方、携帯=スマホは金融にまつわるものはおろか、

個人情報や他人情報などが満載に詰め込まれているので

全てに対して個別にどう対処したらいいのか分からなくなります

いわば見えない恐怖があるんですよね

中身のひとつひとつが紛失~盗難された場合どうなるか?

それぞれに対応の仕方も違うだろうし、そもそもどう対処するか

優先順位でいったら何が先かさえも分からなくなり混乱します

失くさないよう注意するのは当たり前ですが

いざ失くしてしまった時のために、備えておくべき事は

今からでもすぐにやっておきましょう!

 




 

  • この記事を書いた人

晴れのち晴れ

在京キー局カメラマン/技術アドバイザー  ドキュメンタリー、バラエティー、各分野で活躍  手がけた著名番組多数  30年に及ぶ豊富な経験から映像ライフを楽しむ知識やアイディア、  海外ロケのスナップ紀行などを 紹介しています

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