2022年、4月に納車されたマツダ新型CX5に関しては
これまでもいくつか記事をあげてきましたが、今回は燃費の話をしようと思います
新車にするとしばらくは運転に慣れる事に神経を使うけど
乗りこなせるようになってきたら次に気になるのは燃費ですよね
今回、CX5の燃費について話そうと思ったのはネットで見る情報と
僕の情報がちょっとかけ離れていたのが理由です
僕のCX5はディーゼルのMTなんですが、シフトとペダルワークをうまく使えば燃費はかなり伸ばせます
「なんだ、MTだったら関係ないわ」と思ったATのオーナーさん
これを読めばATでもマニュアルモードを使ってみたくなるハズ!
今のご時世、いくら軽油とはいえ車の燃料代だってバカになりません
少しでも経費を安くしたいと思ってるオーナーさんはぜひ参考にして下さい
燃費を改善すればDPFにも優しくなりますよ!
マツダCX5 SkyAcitive-Ⅾ MTの燃費公開!
さて、まずは何より証拠が肝心
こちらが僕の燃費データになります
ネットに出回っている情報ではリッターあたり15km前後っていうのが多いですけど
僕のCX5は18.5km前後、満タンで楽々900km以上も走れます
現在までの総走行距離は8か月ほどで約5000km
主に通勤で使ってるんですが、ちょっとした渋滞もあり
ストップ&ゴー・・いや、ゴー&ストップする場面も多々あります
信号で止まる間隔は最低でもおよそ3分以内に1回はある感じ
都会の真っただ中で4速に入れるのが精いっぱいな状況だと
18km台は難しいかもですが、エンジン回転数に気を配ってさえいれば
今よりも燃費は確実に伸びます
マツダCX5 燃費を伸ばしたいならエンジン回転数がキモ
これはガソリンエンジンにも言える事ですけど
回せば回すほど時間当たりの燃料も多く噴射されますよね
ですから回転数を抑える事がなにより重要!
僕は常用回転域を1500rpmまでに抑えるよう意識しています
親しくしているディーラーのメカニックさんによれば
SkyAcitive-D-2.2の希薄燃焼回転域は1800rpmなんだそうで
それ以下だと燃料も多めに噴射されるらしいんですが
そもそも回転数が低い=噴射回数が少ないのでそこは気にしないで運転してます
噴射される燃料がいくら希薄でも回転数があがればそれだけ消費するってのは
小学生でも分かる事ですからね(笑)
マツダCX5 シフトチェンジをこまめにする
ポイントになるのは1~3速の低速ギアで回転をあげない事!
同じ回転数でも1速と6速では進む距離が全然違います
5速~6速で距離を稼げば燃費はよくなるワケですから
ポイントはいかに早くシフトアップするかが鍵です
クイックシフトを意識して早めにチェンジしてみて下さい
発進時、先行する前の車に追髄しようとすると
つい低速ギアで回してしまいがちですが、これこそが燃費を悪くする原因なので
少々前車と間隔が空いてしまっても慌てずシフトに集中する事もポイントです
信号が存在する一般路の場合、時速は出せてせいぜい60kmくらいでしょう
シフトが上がっていけば数秒後には前車に追いつきますから
無用なアクセルは踏まないように意識してみて下さい
マツダCX5 シフトアップするタイミングは?
シフトチェンジって回転数に意識がいってしまいがちですが
ポイントは速度です
CX5には便利なヘッドアップディスプレイ=HUDが装備されているので
フロントガラスに投射されている速度を見てシフトすれば楽にできます
あくまで平坦な路面での話ですが、僕の場合、
1速=上限12km/hまで
2速=上限20km/hまで
3速=上限30km/hまで
4速=上限40km/hまで
5速=上限50km/hまでとしてつないていき、最終的に6速に入れるようにしています
アクセルは常にやんわり踏むイメージでズゴッと踏み込むような動作は一切しません
どうしても加速が必要で、アクセルを踏み込まなきゃいけない状況になったら
3速で引っ張って車速を上げ5速か6速に入れるなんて方法もアリです
マツダCX5 燃費を伸ばしたいならエンジンブレーキも意識する
一般路を走ってるといつかどこかで必ず止まる事になります
減速する方法やタイミングは状況に応じて様々ですが
前車のストップランプばかり見てるとついブレーキに頼ってしまいがち
ブレーキを踏めばMTだったらクラッチを切る事になり
その間エンジンはアイドリング状態で燃料を噴射し続けますから
これも無駄に燃費を悪くする原因になります
CX5は乗用車としては車高も高く見通しもいいので
前方の信号が黄色~赤に変わるタイミングを見逃さないようにすれば
前方の流れよりも早く減速動作に入れますよね
その時こそがエンジンブレーキの出番です
MTだったら一瞬だけアクセルをあおってシフトダウンしていけばショックもないし
ATのMTモードだったら車が勝手にブリッピングして回転を合わせてくれます
エンジンブレーキはブレーキパッドの減りも抑えてくれますから
使わない手はないですよね
回転数を抑えるメリットはまだある!
これまたディーラーのメカニックさんに聞いた話なんですが
ディーゼルエンジンには煤が出やすい回転領域と出にくい領域があるとの事
SkyAcitive-D-2.2の場合、2000rpm以下が出にくい領域らしいので
回転数を抑えるもうひとつのメリットとして覚えておく事をおススメします
煤を多く発生させてしまうとそれだけDPF再生回数も多くなり
再生させると0.3km~0.5キロ燃費が落ちます
これは、煤を焼き切るのに触媒に強制的に燃料を吹き続けるためで
燃費悪化の最たる原因となってしまうので注意した方がいいです
マツダCX5 燃費をアップさせるポイント まとめ
①エンジン回転数はできるだけ1800rpmまでに抑えるようにする
②時速が10km/hアップするごとにシフトアップしていく
③エンジンブレーキも効果絶大!パッドの摩耗も抑えられる
④エアコンは室内温度が安定したら切る
⑤当たり前の事だけど、給油はランプが点いてから行う
この5つを意識すれば燃費は上がり、
DPF再生回数も抑えられてエンジン寿命も延びます
エンジン回転数を抑えると様々なメリットがあるのでぜひ実践してみて下さい!
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